大脇和代の活動報告
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日本共産党HP

民報「清流」 2005年1月号より

12月議会だより
「自衛隊撤退の声、首相に届けて」
 大脇和代議員の本会議質問(要旨)
姫路市議会平成十六年度第四回定例会で、次の四項目について質問を行ないました。

1  「非核平和都市宣言」を守る姫路市に。
 アメリカのイラク攻撃開始以来、十万人を超えるともいわれる死者、ファル-ジャ総攻撃で米軍は街の全てを破壊、これらの蛮行にイラク国民は、「占領軍が拉致事件を激化させている、テロを根絶するには多国籍軍や自衛隊が撤退することだ」と訴え、抵抗が続いています。国連事務総長の攻撃中止要請、世界各地の反戦デモ、イラクから撤退するスペイン、オランダ等の動き、日本でも63%が派遣延長反対…。市長から「憲法と国民の声を尊重して派兵中止を」と、首相に求めることが、姫路市民の平和と安全安心を守ることではないでしょうか。
(答弁)国民の代表たる国会議員の審議を見守りたい。

2 教育について
 教育基本法改訂のねらい
 自民・民主の超党派でつくった「教育基本法改正促進委員会」で西村民主党議員は「お国のために命を投げ出せる若者を育てる」ことを強調しました。愛国心の美名のもとに、戦争に参加できる若者を育てることが一番のねらいではありませんか。
 義務教育費国庫負担の必要性について
「三位一体の改革」で補助金が削減され、義務教育費国庫負担堅持がくずれれば、小規模な自治体は持ちこたえられず、義務教育の機会均等を脅かすとともに、前進しつつある少人数学級、スク-ルカウンセラ-、障害児施策、市の部活動講師、県の部活動指導補助員制度が後退するのではありませんか。
(答弁)後退せぬよう取りくみたい。
 学校の安全対策について
 学校内外の事件の増加の中で、安全対策には、スク-ルヘルパ-だけではなく、警備員や防犯カメラ設置の検討を。

3 観光政策とまちづくりに市民参画を
 姫路「観光元年」の予算と取り組みへの、現時点での市長の評価は?
 都心部まちづくり構想は、市民と行政の協働で。
 現状は市民の提案が生かされていないのでは?
 図書館等公共施設を駅前につくり、お城と駅前商店街が一体となるとりくみとパ-クアンドライドで駅前を歩行者天国に。
 草の根の夢プラン「こころの祭」を観光施策に。
(答弁)とり入れたい。

4 環境保全と循環型社会をめざす施策を
 ブッシュ大統領に「京都議定書守れ」の要請をするよう、市長から首相に求めるべきでは?
 二酸化炭素削減について
①ゴミ減量は、ゴミ量を半減させた水俣市に学び、現状の情報公開と市民論議で。
②生ゴミ資源化の研究は、大型焼却炉の見直し等、美化センタ-論議の見直しの可能性も。
(答弁)将来的には検討が必要。
 大津茂川、汐入川等の河川ゴミ除去について。
(答弁)自治会の協力が困難な所は対応していく。
 ディ-ゼル車買い替えに資金等の助成を。

委員会報告

請願の採択求め奮闘(文教委員会)

 予算について
 文教委員会では、学校、公民館等の台風被害復旧補正予算、パソコン全校設置の補正予算説明と審議があり、全会で可決しました。
 学童、4歳児保育について
 学童保育所の保育時間延長と施設の安全整備を強く要望。また幼稚園4歳児の全園実施と、「希望者の少ない園こそ早期実施!」を求めました。
 義務教育費国庫負担制度、基本法について、再度、教育長の見解を確認。
 教育長は義教育費国庫負担の重要性に理解を示す一方、教育基本法については「国会の論議を見守りたい」と本会議と同じ答弁。 
 大脇議員は、「子は親の鏡」の言葉通り、子供たちの問題行動や事件の増加は大人社会の競争主義、利潤追求、連帯感の欠如、無責任、金権腐敗政治等の影響が大きいことを力説しました。

 請願について

 採択を求め奮闘しました。

 障害児条件整備と学童充実は「採択」されたものの、少人数教育は「継続」、教育基本法の施策推進は、論議もなく「不採択」となり大変残念な結果でした。大脇議員は本会議最終日にも請願採択を求める討論を行ないました。子供たちを守る市民運動の広がりに期待しています。

もっと市民に情報の公開を(新美化センタ-建設調査委員会)
 環境事業推進室「報告」
①地元説明の現状と今後の予定
②事業の進捗状況と今後の予定
・ゴミ処理方式の評価及び選定について
・生活環境影響調査(現況調査)の実施
・国の補助金の動向について
③前回質問事項について
・全国ゴミ処理施設の事故、トラブルの内容
・ゴミ処理施設における各種事業方式(PFI、DBO等)について

 「報告」に対する大脇質問
(1)地元説明について
 各自治会の受けとめ方は?
 自治会の要望に市はどう対応するのか?
 関心を寄せている一般市民への説明会はいつになるのか?
(答弁)自治会より、住民に市の説明が報告されることを期待している。自治会の合意をある程度得て、一般の皆さまへの説明へと拡大したい。
(2)九月議会で学識経験者による「新美化センタ-技術研究会」が設置され、早や今議会で焼却方式の決定。「報告」では論議の内容が見えない。短期間で根本からの論議が可能であったのか。どんな専門家がどんな論議をしたのか。研究会の内容の公開は?
(答弁)専門家の研究については「現状では焼却方式が清潔で安全性が高いとの判断だが、バイオマス方式等への研究調査の必要性を認める。研究会の内容は次回に報告する。
(3)南部美化センタ-の設備の耐用状況について、もっと調査が必要では。稼動率と故障修理の状況について情報を公開してほしい。

編集後記
 申(さる)年は鳥インフルエンザで始まり、台風、地震と、自然災害で暮れましたが、「災いはサルで締め」たい。
 酉(とり)年は増税など、「悪政という人災」の危機をトリ払いたい。
民報「清流」は地域の皆さんに支えられて今年もがんばります。 

はじめに

新年のご挨拶  新年明けましておめでとうございます。今年も力いっぱいがんばりますので応援よろしくお願いいたします。大脇和代